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2005年8月20日更新

Excel2002 + XML

Excel2002データの空白について

Excel2002のデータを,Access2002経由でXMLに変換するにあたって,Excelでのデータ入力の際に注意すべき点があります.それは空白の問題です.
一例として,Excel2002で「品名」項目データの「エアコン」の後ろに,「エアコン     」のように空白が入っていた場合を見てみましょう.
このデータ(3excel_data1_space.xls)をAccess2002経由(access2002_space.mdb)でXML形式にエクスポートすると,図54のように「エアコン」のデータがで括られてしまいます.この部分はCDATAセクションと呼ばれ,マークアップ専用の記号であっても,この中に記述してしまうと,通常の文字として扱われる特別な領域を表しています.
Excel2002で作成したデータをAccess2002でXMLにエクスポートする場合は,不要な空白がExcel2002データ内に含まれていないか注意しておきましょう.
なお,これはExcel2002のデータをAccess2002を経由する場合に発生するもので,Access2003でエクスポートした場合には発生しません.「エアコン」の後ろに単なる空白だけが入って表示されます.
【図54】「エアコン」のデータがCDATAセクションになっている
「エアコン」のデータがCDATAセクションになっている
以上、Officeという親しみのあるソフトを使ってのXML文書作成方法を見てきました.
すこし,XMLへの敷居が低く感じられるようになったのではないでしょうか.
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