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2005年8月20日更新

Excel 2003 + XML

Excel2003ファイルから要素のみのXML文書を作成する

 Access2003で要素のみのXMLデータのインポートや,エクスポートが可能なことは分かりました.今度は,Excel2003を試してみましょう.Excel2002では,XML文書の書き出しはやや難しく,Access2002でExcel2002のファイルを開き,Access2002からエクスポートする方法がベストでした.Excel2003では,XMLのサポートが強化されています.
さっそく、Access2003使ったものと同じデータのExcelファイル(3excel_data1.xls)から, XML文書を作成してみましょう.
@3excel_data1.xlsをExcel2003で読み込みます(図15).
【図15】XML作成の元とするExcelファイル
XML作成の元とするExcelファイル
A[ファイル/名前を付けて保存]を選択し,[ファイル名]に3excel_data1.xml,[ファイルの種類]にXMLスプレッドシートを指定して,[保存]をクリックします(図16).
【図16】ExcelファイルをXML形式で保存する
ExcelファイルをXML形式で保存する
Bこれで,ExcelのデータがXML形式で保存されました.保存されたXMLファイル(3excel_data1.xml)をメモ帳で開くと図17のようになります.
【図17】保存されたXMLファイル
保存されたXMLファイル
この書き出されたXMLデータは一部分のみの表示です.XMLデータの先頭部分には,このXMLがOffice関連のXMLであるという情報が山のように付加されています.
この情報のために,保存されたXMLファイルをIE6.0で開こうとしても,ツリー表示にはならずに,ブラウザの中にExcel2003が起動して,データが表示されます(図18).
実際にこのXMLデータを使用する場面を考えれば,プログラムで処理するには不必要なタグが含まれていますので,プログラムコードは複雑になりそうです.
【図18】保存されたXMLファイルはExcel2003で表示される
保存されたXMLファイルはExcel2003で表示される
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